「オーディオ・ホームシアター展開催にあたって」
音楽、オーディオとホームシアター事業関連の皆様、今年も秋葉原にて4回目となる、「オーディオ・ホームシアター展」を開催する運びとなりました。昨年は国難ともいえる「東日本大震災」が起きました。早一年が経ちましたが復興への道は未だ遠いと言わざるを得ません。この意味を含め、今年は以下の3点で特別な開催とするつもりです。
第一は、震災復興に向けた取り組みの手を抜かないことです。たとえ小さな影響しか出せなくても私達なりに出来ることを確実に行い、国内経済活性に寄与することが大切と思っています。特に、感性価値を養う音楽やオーディオは、極めて重要な位置づけになっています。第二は、私たち自らが新たなオーディオ市場活性化に向け情報発信を行なうことです。昨年もセミナーを多用しましたがネットオーディオにおけるハイレゾ音源の活用や伝送のあり方など大きな反響がありました。今年はさらにこれを発展させるつもりです。また、アンケート調査でオーディオという言葉からイメージできることを挙げてもらいましたが若年層からは圧倒的な認知で「ヘッドフォン」や「PCオーディオ」が挙がっています。このようなお客様を上手くホームオーディオにリードしていくことが役割と思っています。第三は、日本オーディオ協会設立60周年に際し、これに相応しい展示会にしたいと思っています。我が国オーディオ業界は、まさに世界をリードしてきたと言っても過言ではありません。しかし近年は技術、ビジネスモデルの両面でも遅れをとってきました。日本人が誇る感性価値を取り戻すためにも今一度、60年の歩みを確認し、次代への糧に出来る展示会とするつもりです。
以上、3つの特徴を挙げさせてもらいましたが、これらを会員の総力を挙げ、且つ地産地消を基本にご当地の秋葉原で開催をさせていただきます。ご関係者の皆さまの絶大なるご支援をお願い申し上げます。
2012年3月15日(木)
一般社団法人 日本オーディオ協会 会長 校條 亮治





